授業中のパソコン使用で気になったこと
職場でPC作業が増え、もともと姿勢が悪かったのもあって、肩こりがひどくなってきている。しばらく整体に通うことになる。
それでふと思ったのだが、授業中にChromebookを使うようになり、生徒の健康管理はどう行うのだろう?
「これからはICT」「せっかく買わせたのだから」といった声があり、授業での使用が推進されている。
生徒は、1日のうちのそれなりの時間、Chromebookを使って学ぶことになる。
まず、視力の低下が気になる。
長時間の使用や、画面との距離について、今のところとくに校内でガイドラインがあるわけではない。
教科書、ノートでの授業と比べることは難しいが、肩がこったり疲れやすくなったりするのではないだろうか。姿勢の悪い生徒はなおさらだ。
鉛筆の持ち方、ノートの取り方、と同じように、
パソコンを使うときの姿勢、キーボードの打ち方、さらには目の休め方、肩こり予防法などを教えていく必要があるのかもしれない。
(もうやっているところがあるかも)
さらに気になってきたのが、机と椅子。
学校の生徒用机は、教科書、ノートでの学習が想定されているためか、パソコンを使うにはやや低いと思う。
ノートパソコンを机上で使うと、視線が落ちて首が曲がる。それが肩こりにつながると言ってきている生徒もいる。
なるほど。教師は使わせてはいるが、もっと使用者の立場に立った方がよさそうだ。
小学校の授業で、よく机と椅子の間はげんこつひとつ分あける、といった教え方がされる。これもやはり教科書とノートを使うことが前提の指導だと思う(姿勢を正しく筆をもつ書写が基準?)
今の生徒用机のサイズだと、奥行きがないため、パソコンと体の位置が近くなりすぎる。生徒は体を丸くして画面を見たりキーボードを打つことになるが、これがまた視力低下や肩こりにつながる。
今の机のままで授業中にノートパソコンを使わせるなら、せめて机と椅子の距離をもっと離すように促すべきだろう。