Senobi

私立の中高一貫校で国語を教えています。国際バカロレア、子どものための哲学、ワークショップ型の授業づくりに関心があります。

休校中に楽しむ江戸のエンターテイメント

休業や自粛にともない、いろいろなコンテンツが公開されています。

ずっと家で過ごしている生徒には、このような機会を利用して、普段だとなかなか見ないようなものに触れてほしいなと思います。

そこで、休校中に楽しむ江戸のエンターテイメントとして、落語、歌舞伎、講談を紹介してみました。

落語

春風亭一之輔が、今日から10日間、Youtubeで落語を生配信するそうです。

もともと上野の鈴本演芸場でトリをとるはずだったのが、寄席が休みになってしまったため、その代わりだとか。

人気実力兼ね備えた一之輔、落語初心者でも楽しめると思います。寄席の雰囲気を味わうチャンス!

www.youtube.com

 

歌舞伎

国立劇場が、3月公演「義経千本桜」を無観客で上演し、その映像を公開しています(4月30日まで)。あらすじやみどころも載っています。

実際に良い席で見ようとすると高いので、歌舞伎を見たことがないという人はこの機会に一度見てみては?


【期間限定】国立劇場 歌舞伎『義経千本桜』Aプロ 鳥居前・渡海屋・大物浦  KABUKI “Yoshitsune Senbon Zakura” Program A

 

講談

私が最近はまっているのは講談で、神田伯山「畔倉重四郎」。

全十九席もある長講なのですが、むちゃくちゃ面白い。江戸の人たちが毎日講釈場(寄席)に通ったのもうなずけます。

感動するシーンではないのに、語りの凄みだけで涙したのは初めての経験でした。オススメ!


【#01】畔倉重四郎「悪事の馴れ初め」(1席目)【全19席】

 

こんな感じで、時折おすすめのコンテンツを紹介しています。

Google Classroomを使うと、一度に多くの生徒に紹介できるから便利ですね。

そのうち何人かでも見てくれて、面白いと思ってもらえるといいなと、期待しながら。