Senobi

私立の中高一貫校で国語を教えています。国際バカロレア、子どものための哲学、ワークショップ型の授業づくりに関心があります。

2回目のオンライン哲学対話

前回の哲学対話は、お試しで授業中にやってみたのですが、

今日は、学年全体のクラスルームで事前に告知し、希望者のみがMeetで集まるというスタイルで企画してみました。

 

何人くらいくるのかな、自分一人だったらどうしよう…などと気にしていましたが、

結果としては私以外の先生の参加や、耳だけ参加も合わせて十人くらいが来てくれました。(出入り自由)

 

今年度は正規に授業をもっていないので、久しぶりに会う生徒が多く、近況を話し合ったりするところから、ゆるゆるスタート。

 

集まった人でテーマを募って決めようかな、とも思っていたのですが、

やはり普段のオンライン授業では友達同士で話す時間が少ないらしく、

放課後に教室に残っておしゃべりしているような、テーマをはっきり決めない対話になりました。

 

ずっと家にいる心境、家でする勉強の工夫、オンライン授業の様子、どんな遊びをしているか、最近はやっている言葉、日本語と英語の違い、この学校に来てどうだったか…

テーマを限定しなかったので、話がつながったり途切れたりしながら、いろんな話題が出てきます。

 

コミュニティーボールはありませんでしたが、このくらいの人数だと、お互いの様子を見ながら、譲り合って対話を続けることができますね。

(カメラをオフにしたままの人も多かったので、アイコンに向かって話しづらい、という意見もありましたが)

 

オンラインならではだなと思ったのは、

耳だけ参加の生徒も、ときどきチャットでコメントを書き込んできたりして、

それがもとでまた話が広がったりすることが何度もありました。

ライブ配信のような感じです。

 

1時間くらいで一度区切ったのですが、ほとんどの生徒が残って、もう1時間くらい延長して話し続けていました。

 

終りしな、面白かったのでまたやりましょう、という話になり、

来週もやることになりました。