kindleを使ってみた
前々から欲しいと思っていたkindleをついに手に入れた。
買ったのは、Paperwhiteの広告付き8Gのモデル。
8Gだと、普通の本なら数千冊分のデータが入るというのだから、ものすごい。
広告付きだと、広告なしのモデルより2000円安い。
どんな感じの広告なのかと思ったが、最初にkindleのお知らせのようなページが表示され、スワイプを求めらるくらいだった。
そのうちいろいろ表示されるのかもしれないが、今のところはとくに気にならない。
肝心の読みごこちだが、使ってみてすぐに慣れた。
初期設定より少し画面の明るさを落とし、普通の本より文字サイズを少し大きめにするくらいが、自分にはちょうどよいことが分かった。
(最近、昔の文庫本など、小さい字の本がどんどん読めなくなってきた。嫌だなぁ)
文字サイズが大きい分、ページをめくる(タップする)回数も増えるのだが、指で軽くタップしながらどんどん進めていくので、読書のテンポが良い。
タップする位置によって、ページを進めたり、もどしたりするのだが、押す場所を間違えていったり来たりすることは何度もあった。
そのうち操作に慣れれば解消されると思う。
タップの仕方が悪いのか、データの問題なのかわからないが、ページが変わるときに一瞬白黒反転することがあって、その時は目がチカチカして困る。
文中の単語を選択すると、辞書機能があって言葉の意味が分かるようになっている。
けれど、スマホやタブレット型PCと比べてタッチパネルの感度がいま一つなので、単語の選択に手間取る。
手元のスマホに入っている辞書で調べた方が早い気がするので、これはあまり使わなそう。
国語教員としてありがたかったのは、本の一節を選択し、メールに転送できる機能があることだ。
授業プリントを作ったり、問題を作ったりする際、
最近ではスマホで写真を撮り、そのデータをGoogleドキュメントで開いてデータ化することが多かったのだが、
電子書籍ではどうするのかが気になっていた。まさかまた手入力?
幸い、1ページ程度の文章であれば、選択し自分のメールに送ることでデータ化することができる。
kindleで買った本からでも、授業プリントや試験問題を作れることが確認でき、一安心だ。
これを機に、家にある本も整理していきたいと思うが、自分の中で紙の本の所有欲がどう変わっていくのか、楽しみではある。