Senobi

私立の中高一貫校で国語を教えています。国際バカロレア、子どものための哲学、ワークショップ型の授業づくりに関心があります。

オンライン勉強会を企画したものの…

週末にオンラインでの勉強会を企画しています。

概念ベースでの授業づくりについて勉強する会です。

 

これまでは、主に私の勤務校を会場にして、隔月で開催していました。

毎回メンバーは異なりますが、10人前後の参加があり、持ち寄った授業案を検討したり、困っていること、疑問に思っていることについて相談したりしています。

 

緊急事態宣言や外出自粛でしばらくお休みをしていたのですが、次は初めてオンラインでやってみようということにしたのです。

 

オンラインということもあり、なんと30名近い先生方から参加希望の連絡をいただきました。

海外のインターナショナルスクールで日本語を教えている先生方など、これまでは距離の問題で参加できていなかった方からも多く申し込みがあり、多彩な顔ぶれの勉強会になりそうです。

 

とてもありがたいのですが、一方で心配も。

 

これまでは、事前にテーマを決めず、集まったメンバーで、話したいことをその場で決めていました。

発表者を厳密に立てて、硬い雰囲気になるのを避けたかったからです。もっと気軽に、ざっくばらんに話し合える会を目指していました。

 

10人程度だとそれが可能なのですが、30人で、しかもオンラインで、となると、なかなか難しいですね。

 

私もいくつかのオンライン勉強会に参加しましたが、

リアルに集まるのと違い、

場の一体感が生まれにくい、

発言のハードルが上がる、

沈黙が気まずい、

などの難しさを感じました。

 

30人もいると、数人の先生だけでずっと話し合って、後は聞くだけで対話に参加できない、という展開になることも容易に想像できます。

 

発表者を立てて、まずは基調プレゼンをしてもらってから、それについて話し合うようにするか、

またさ、複数のミーティングルームを小グループにわけて行うか、

それとも、お互いに次に話す人を指名する哲学対話方式でいくか。

 

どうやったらなるべく多くの参加者の人に満足してもらえるのか、運営方法に迷っています。