オンラインでの研究会をどう運営するか
今日は、私のやっている授業づくり研究会の日でした。
初のオンライン開催です。
普段は10人前後の参加者なのですが、今回はオンラインということで、国内外のIB校の先生を中心に、30人近い方に参加していただくことができました。
いつもであれば、みんなで中央を向いて座り、有志の実践報告や、テーマを決めてのディスカッションなど、わりとゆるい運営をしています。
人数も多いオンライン上でそれをどうやるか。
今日は、進行をスムーズにするために、実践報告の内容や、参加者のみなさんで話し合いたいテーマを事前に募集しておきました。
それを共有ドライブにレジュメとして入れておき、各自で見られるようにしておきます。
話し合いのルールはどうするか。
とくにルールを決めず、好きに話してもらうのがいいのですが、
大人数ほオンラインで、とくに知らない人同士だと、話に入るタイミングが難しいと感じます。
これだと、一部の人がひたすら話し続け、後の人は聞いているだけ、という展開になりかねません。
今日は、発言したい人には手を挙げてもらうなどのアピールをしてもらって、司会(私)が指名していく、という形式をとりました。
もちろん、これでもよく話す人、聞くだけの人に分かれますが、
自分で手を挙げるという動きがあるので、話したいけれど入れないまま話題が進んでいく、ということはなくなります。
(話したいけど手を挙げられない、という人はいるかもしれませんが)
このやり方だと、参加者で話がどんどん膨らんで盛り上がる、という展開にはなりませんが、
司会が指名していくことで、話の筋道は分かりやすくなり、また司会の指名の仕方によってはリズムも生まれてくるのかなと思います。
他にも、Zoomのブレイクルームを活用するなど、いろいろな工夫があるでしょう。
遠方の先生とも気軽に勉強会ができるというメリットを活かしつつ、
より中身の濃くなるオンライン研究会の形を考えていきたいなと思いました。