Senobi

私立の中高一貫校で国語を教えています。国際バカロレア、子どものための哲学、ワークショップ型の授業づくりに関心があります。

育休生活の半分が終わりました

4月から育休に入ったのですが、あっという間に半分の期間が終わりました。

総じて育休を取って良かったなぁと思っています。

 

赤ちゃんとずっといられる、というのが一番の良いところなのは当然として、そのほかに良かったところを挙げていきます。

 

丁寧な食事、ほぼ毎日料理を作るようになった

二人とも働いていたときは、お互い忙しく、朝食もぱっと済ませたり、夕食も遅かったりと落ち着いた食事ができていませんでした。

今は私が料理担当になって、妻が赤ちゃんを見ている間に食事の準備をする、という生活リズムができました。

これまでほとんど料理をしてこなかったので、これが一番大きな変化ですね。

 

体重が減った

不規則な生活リズムと不摂生を続けていたので、ここ数年体重が増える一方だったのですが、この半年で5キロ落とすことができました。

規則正しい食事と、ジョギングなどの成果です。

あと半年でさらに5キロが目標です。

 

家の整理整頓が進んだ

時間がなくてずっと放置したままの収納や、本棚などの整理を少しずつ進めてています。

捨てられるものはどんどん捨てて、家の中が少しずつすっきりしてきました。

 

趣味の時間

積読本を消化したり、趣味の書道の稽古をする時間が取れるようになりました。

昼間、赤ちゃんが寝ているタイミングで、二人でAmazonプライムで映画を観たりしています。

こうして、夜赤ちゃんが寝た後にブログを書いたりもできています。

 

こうやって書いてみると良いことづくめのようですが、実際はそうでないことも多々あります。

 

スマホばかり見る

読書ができるといっても、家事や赤ちゃんの面倒を見ているスキマ時間のことなので、そんなに落ち着いてまとまった時間はとれません。

むしろ、スマホをチェックしたり、Twitterを見たりする時間が格段に増えてしまいました。

眼や肩がすぐに痛くなる。

すぐに触れないところに置いておくとか(生徒みたい)、意識的に距離をおくことをしていかないといけません。

 

オンラインミーティングの多さ

コロナのこともあって、勉強会やミーティングがすべてオンラインになっています。

そのため、家にいながら参加できるのですが、参加できてしまう、というのも難点ですね。

この夏いろんな勉強会に顔を出しましたし、今作っている本についてのミーティングなども頻繁にありました。

最近、私も「オンライン疲れ」のようになってきました。

ミーティング中は妻に赤ちゃんを任せているわけですし、これももう少しセーブしないといけないなと思っています。

 

ずっと家にいることでイライラ

コロナと暑さのために、この夏はほとんどどこにも出かけず、家の中だけで過ごしていました。

そのため、お互い少しずつストレスが溜まってきているのかもしれません。

自分のささいな言動で妻をイライラさせたり、またその逆もあったりして、時々ケンカになります。

二人で育児をしているから無条件でハッピー、ということでもなさそうです。

たまには一人の時間も必要です。

私はオンラインミーティングなどで他の人と話をする機会がいろいろありますが、妻はあまりそういうのもしていないため、よけいにストレスを発散する機会がありません。

最近では、オンラインの子育て相談イベントに参加するようになりました。

 

職場に対する申し訳なさ

職場からの一斉メールや、同僚との電話で、職場の大変な状況、忙しさがもれ聞こえてきます。

人手が足りないとか、仕事が回らないとか、そういう話を聞くたびに罪悪感とまではいきませんが、申し訳ないなぁという気持ちになります。

もちろん同僚から攻められているわけではなく、ちゃんと休んでくださいねと言われているのですが。

どの学校もそうだと思いますが、常にぎりぎりの人員配置で仕事をしています。

制度としての育休はありますが、自分が休むことで他の人に負担がいくのではなく、気兼ねなく休めるようになるというのは、また別の問題なのだろうと思います。

私が責任を感じるところでもないのですが、理屈と感情は上手く割り切れるものではありませんね。

 

 

いろいろありますが、今日から後半戦に入ります!