Senobi

私立の中高一貫校で国語を教えています。国際バカロレア、子どものための哲学、ワークショップ型の授業づくりに関心があります。

ならし保育は大変だ

4月から子どもは保育園に通い始めたのですが、ならし保育って、思っていた以上に大変ですね!

予想してた以上にどたばたで、4月から余裕がなくなってしまいました…。

 

仕事に行けない

4月1日から保育園が始まったのですが、いきなりフルで預けられるわけではありません。

園によって違うのでしょうが、うちが通っている園では、最初は2時間から。様子を見ながら少しずつ時間を延ばしていく、という方針でした。

始まって気づきました。

「仕事行けないじゃん!」

 

職場の方は、4月1日から遠慮なく仕事が始まるのですが、1日2時間しか預けられないとなると、二人とも仕事に行くわけにはいきません。

最初は、やはり妻の方が心配だということで、いきなり仕事を休むことになりました。

産休&育休(保育園が決まらなかったので1カ月延長)で1年以上休んでいたのに、この上さらに休むのかと、妻自身も申し訳ない気持ちになっていたようです。

 

もっといい仕組みに出来ないものか

制度的なことで言うと、非常にやりにくいです。

育休期間は保育園が始まるまで。そして、ならし保育は保育園に入園してから。

これだとどうしても、ならし保育の期間は仕事が始まっているのに休まざるを得ません。

 

仕方がないので、交代で休んだり、午前休みと午後休みを交互にとったりと、いろいろ工夫しながら、なるべく仕事に行けるようにしましたが、これも結構大変。

なぜならし保育終了までが育休期間でないのか。この仕組みは変わってほしいですね。

 

急な高熱

最初の数日は、2時間だけとはいえ本当に泣きっぱなしだったらしく、帰るころには喉がかれていました。

こんな様子で本当に慣れるのかと、心配になります。

 

そして、保育園に通い始めて3日後、朝起きたら急に高熱が!

保育園に通い始めるとすぐに病気をもらってくるよと、聞いてはいましたが、少し早すぎないか?

もちろん、この情勢でもありますので、すぐに病院に連れて行きました。

幸い、何事もなく2日ほどで熱は下がりましたが、その後も1週間くらい鼻がぐずぐずで大変そうでした。

 

それでも徐々に慣れはじめ…

そんな感じで慌ただしく過ごしましたが、子どもの方は少しずつ新しい環境に慣れていき、保育園の滞在時間も長くなってきました。

最近では、お昼をおかわりしたり、おやつを食べたりするところまでできるようになり、あと少しでならし保育の期間も終わりだということです。

(お昼をちゃんと食べられるかどうがか判断の分かれ目だそうですね。多少泣いていても、お昼を食べられれば預かっていられるが、泣いてお昼が食べられないのであれば、健康管理上、長い時間預かることはできない、ということらしいです。保育士さんに聞いた話)

 

ICT化が進んでいる

ならし保育の期間、ずっと泣き続ける子の面倒を見続けるのは大変だと思います。

本当にありがたいです。

子どもが通っている園は、ICT化が進んでいてびっくりしました。

・入室、退室はカードで打刻、メールで通知

・連絡帳はアプリを使ってスマホから

・欠席の連絡もスマホ

・その日の活動記録が、写真とコメント付きで保護者に送られてくる(限定公開)

など、すばらしく快適。

(ここの園が進んでいるのか? 保育園はどこもこうなのか?)

 

コロナの影響で、親が園内に入ることはできないのですが、毎日写真で子どもの様子が送られてくるので、様子がわかってとても安心です。

 

学校ももっとこうすべきだよなと、どうしても考えてしまいますね。