Senobi

私立の中高一貫校で国語を教えています。国際バカロレア、子どものための哲学、ワークショップ型の授業づくりに関心があります。

新年度初日、保育園も初日

新年度最初の勤務が終わりましたね。おつかれさまでした。

 

新しい職員室の座席配置で、身の回りの整理をしたり、新学期の準備をしたり…

これから会議や研修もたくさんあって慌ただしいには変わりないのですが、

やはり気持ちが改まり、今年はどんなことができるのかと楽しみな気分になります。

 

私の勤務校では、昨年度はじめてのIB生が卒業し、1年から6年生(高校3年生)まで一巡しました。今年度から2巡目に入ります。

 

また、若手の先生を中心に、IBに関わる人も増えてきました。

今年度はこれまでの試行錯誤を生かしつつ、カリキュラムを整理し、みんなでさらに良いものにブラッシュアップしていきたいです。

幸い、やる気のある先生がとても多いので、今年1年でどこまで土台を固めることができるのか、挑戦です。

 

もう一つの目標は、道徳教育の充実です。

先日、ラクイチシリーズの新刊『中学道徳ラクイチ授業プラン』が完成しました。

それを使いつつ、哲学対話の要素を取り入れた道徳の授業をどう学校全体で展開していくか。

こちらも、これまでの蓄積をもとに成果を出したいところです。

 

今年度の私の取り組みは、この二つが主なものになるでしょうか。

また途中経過も含めて、ブログで紹介できたらなと思います。

 

 

もうひとつ。今日は保育園初日でもありました。

 

コロナで入園式等の行事は無く、看板の前で記念撮影するだけでしたが、今までずっと家にいた子どもが、いよいよ外の世界に出ていくのかと思うと感慨深いものがありました。

 

 

また、感染予防のため保育園内に両親は入れず、入り口で保育士さんに預ける決まりになっていました。

朝からご機嫌だった子どもも、いざ保育士さんに抱っこされるとすぐに大泣き。

子どもの泣き声を聞きながら、保育園を後にしなければならないのが寂しくて…(妻はちょっと泣いていました)。

 

慣らし保育ということで、今日は2時間だけ。

その後私は仕事に行ったのですが、あとから妻の話を聞くと、その後も泣き続け、迎えに行ったころには声がかれていたそうです。

 

これがしばらく続くのかと思うと、なんとも辛いものがありますね。

夜になっても、子どもがどこか落ち着かない。

いつも以上に抱っこをせがんできたり、ずっとぐずっていたり、大変な一日だったんだろうなぁ。本当にいずれ慣れるのかと、心配でなりません。

 

…とまぁ、こんな感じで新年度が始まりました。

ブログ読者のみなさまも、お互いがんばりましょう!