Senobi

私立の中高一貫校で国語を教えています。国際バカロレア、子どものための哲学、ワークショップ型の授業づくりに関心があります。

今週の名文(2)

不要不急は自分のことではない。そのモノサシは周囲、つまり世間という状況にある。自立しなければ世間に流されてしまう。

養老孟司

 

自分のやっている解剖学意味を問いつつ、自分でやることなんだから、すべては自分で考えるしかないんだと気づく。

512朝日新聞への寄稿)

 

 

 

片仮名の 《リ》 

平仮名の 《り》 が 似ているやうに

昨日と今日は僕には毎日おんなじだ

立原道造「黄昏」

 

Twitterで流れてきた。ずっと家にいる今の状況にぴったり。

 

 

 

自分よりずっと年下の歌人がスター扱いされる様子を見ると、ちょっと辛い。「友がみな」とは、まさに俺の気持ちだ。でも、正直、そのスターたちの新作を、早く読みたい。彼らの発言をじっくり聞きたい。読者として心の底から楽しみたい。

千葉聡

 

記事を読みながら、ちばさと先生でもこんな気持ちになるんだなと、勝手に親近感を抱いた。

(「歌人を続ける、歌人をやめる」短歌時評より)

 

 

 

学力とは、2週間学校に行かないから低下する程度のものなのでしょうか。

京都精華大サコ学長

 

休校で学力低下を心配していると質問されて。狭い学力観でとらえないこと。

AERAのウェブ記事より)