Senobi

私立の中高一貫校で国語を教えています。国際バカロレア、子どものための哲学、ワークショップ型の授業づくりに関心があります。

リーディング・ワークショップの後で

リーディング・ワークショップ、生徒たちは楽しんでくれている。

何時間か取り組んで、今日の授業は従来どおり教科書を使って授業しようとした。

 

「はい、教科書出してー」

「えー、授業するんですか?」

「図書室行かないんですかー?」

 

気づいた。

リーディング・ワークショップをやったというとは、図書室で好きな本を読むことより有意義だと生徒が感じるような、そんな授業をしなければならないということだ。

 

「まあまあ、そう言わずに…」なんて言いながら授業を始めてしまったが、準備不足だった。

教室で授業をする、という前提に守られていたんだな。