Senobi

私立の中高一貫校で国語を教えています。国際バカロレア、子どものための哲学、ワークショップ型の授業づくりに関心があります。

育児休業を取ります

3月に子どもが生まれ、

今月から、1年間の育児休業を取ることにしました。

(3月中は、成績処理や会議以外で有給消化)

 

学部を卒業した後、そのままずっと学校に勤めてきたので、

1年間授業をしない生活、というのがどんな感じなのか想像できません。

 

もともと子どもが出来たら育休取りたいなと思っていたのですが(妻にもそのことは話していたのですが)、

ちょうどこれまで持ち上がってきた学年が最高学年、受験&卒業の年度にあたったため、やっぱり仕事を続けたいな…という迷いが生じました。

そのことを妻に相談したところ、

「やりたいようにやったらいいと思うけど、男の人は迷えるからいいよね。女の人は休むしかないんだから」

と言われ、なるほどなと、自分中心で考えていたことを思い知り、

最初に考えていたように育休を取ることに決めました。

 

勤め先からの給料はなくなりますが、育児休業給付金がハローワークから、最初の半年は給料の67%、後の半年は50%もらえます。

(どこからお金をもらうかも、パーセントも全然知りませんでした…)

このあたりの書類申請や手続きは、学校の事務にまとめてやっていただいたので、スムーズで分かりやすかったです。

 

次年度の人事が発表された時、私の名前がなかったので、

何人もの先生からどうしたのと聞かれ、説明しました。

若い男の先生からは「そんなことができるんですね」「今度詳しく聞かせてください」と言われたりして、仕組みがまだ浸透していないのかもしれません。

 

ただ、次年度の受け持ちなどを相談しているときに、

人員に余裕があるわけではないので、一人当たりの持ちコマが多くなると、

どうしても申し訳なさを感じてしまいます。

みんなが安心して堂々と休めるためにも、ちょっとくらい人がいなくても十分回せるくらいの余裕がほしいところです。

 

また、コロナウィルスの影響でこんなことになるとは思ってもみず、

学校が新年度の対応に追われるなかで、お手伝いできないことに歯がゆさを感じます。

 

…といろいろありますが、1年間ゆっくり子育てを楽しみたいと思います。